中小企業診断士はお勧めか?

結構多いのんびり系 中小企業診断士

中小企業診断士で、30代40代で独立された方で、独立目的が「のんびり暮らす」という人は、意外と多いように思います。
公言しているのを聞いた訳ではありませんが、あまり稼げていないように思われる人でも、独立後の方が、明らかに人生はエンジョイしています。

こうした人は、サラリーマン時代に体を壊したことが独立のきっかけであったり、あるいは、独身実家暮らしとか、もともと裕福な環境で、経済的リスクからは開放されているような人が多いようです。
スローライフ志向というものに近いのかもしれません。

考えて見ると、中小企業診断士というのは、のんびり暮らすのに向いている資格のように思えます。

初期投資ゼロで始められる上に、サラリーマン的な組織の悲哀や、通勤等のつらさからは開放されます。また、稼げなくても仕事はなかなか面白いですし、成功すれば稼げる可能性もあります。さらに、客先からは先生と呼ばれ、法人化すれば代表取締役、30代くらいなら青年実業家です。

例え有名企業に勤めるエリートだったとしても、一度組織をドロップアウトしてしまえば、ステータスも収入も落ちてしまうのが普通ですが、診断士で独立する場合、リスクは少なめ、生活自由度は大きく、一応の肩書きステータスあり、収入だけがリスク、自分次第といった感じなので、「のんびりに暮らそう」という人にとっては、向いている資格と言えます。

中小企業診断士の勉強の良い点

経営管理能力、マネジメントという概念は、非常に曖昧です。

管理職を経験し、経営本や経済紙を読んだだけで自分がマネジメントの専門家だと考えている人も多いでしょう。

また、実際にマネジメントの勉強をしようと書店にいっても、経営分野だけでも膨大な書籍があり、専門も多岐に渡るため、何を勉強したらよいのかわかりません。
さらに、経営本の中には、かなりの数の、自己啓発や詐欺ビジネスの怪しい本が混ざっています。
過去に、自己啓発系のビジネス書にはまって、何十万円するセミナー受け、経営コンサルタントになりきっている人と関わり、苦労したことがあります。

よって、実際にバランス良く、経営の知識を習得していくのは難しいものだと思います。
その点、中小企業診断士は、変な思想や自己啓発などとは無縁である点は、勉強内容としてはとても良いと思います。

一次試験では、基礎を幅広く勉強し、二次試験ではマーケティング、組織、オペレーション、財務の4分野について中小企業白書などからの事例を課題としたロジック力を磨くアウトプット中心の学習となっており、学習が基礎と応用といった手順のため、効果も高いと思います。

また、勉強自体が暗記系の資格と比べて、断然面白く、特に二次試験はロジックのゲーム的に楽しめます。

大学生と中小企業診断士

大学生で中小企業診断士受験を考える人は少ないようです。

大学生の場合、士業資格というと認知度やステータスが高い公認会計士、司法試験などを狙いたがるようです。しかし、これらの超難関資格に挑戦すれば、大学生活を犠牲にして勉強しても在学中の合格は難しい上に、在学中に合格できず、卒業後も、就職せずに勉強した場合、合格できればまだ良いですが、合格できなければ悲惨です。さらに最近は資格者過剰ぎみで合格してからも大変になっています。

そうした難関資格に比べて、中小企業診断士は、大学生が狙うには良い資格だと思います。
理由は、取得のしやすさです。
具体的には
・実務経験等関係なく誰でも受験できる(文学部や理系の人も可能)
・合格までの総勉強時間は2000時間程度、学業やサークル活動、アルバイトなど学生生活と両立しながら合格できる可能性が高い(学生生活がエンジョイできる)
・在学中に合格できなくても、就職後も働きながら取得可能、また、一次試験に合格していれば、大学院でMBAと診断士を同時に取得できるコースもある。

次に大学生が中小企業診断士を取得するメリットとしては、次のものが考えられます。
・就職活動でアピールポイントになる。メーカー系大企業や金融機関、公的支援機関などは有利に働く可能性が高い
・就職後も、配属や職務で機会に恵まれる可能性がある
・経営・マネジメント知識を実践的に身につけることができる(マネジメントの知識はどこでも必要になる)
・就職後も診断士協会など、通常の会社員とは違った人脈がもてる。

また、実務経験のない大学生が診断士を取得しても無駄という意見もあるようですが、私は、早いほどよいと思います。
なぜなら実務経験を積んだ上でマネジメントの勉強をするよりは、マネジメントの基礎知識を持った上で、就職後に実践の場として実務経験を積む方が能力は早く伸び、仕事の成果も大きいものになるからです。
結果として個人の評価も上がり、社内でさらによい機会に恵まれる確率が高まります。こうした良い循環が達成できればキャリアを積みやすいと思います。ただし、継続的に努力できることが前提になります。

また、注意点は、資格を自慢したり、プライドが高くなったり、難解な経営用語を並べたり、理屈っぽくなってしまうことです。社内で生意気な若手として嫌われてしまうと、診断士を持っていることが却って逆効果になる可能性がありますので、気を付けましょう。

中小企業診断士と転職

よりよい転職をするために中小企業診断士を取得する人も多いようです。
私は人材ビジネスを行っていることもあり、普通の人よりは転職については詳しいとは思いますので、中小企業診断士の取得が転職に有利になるか考察してみたいと思います。

まず、中小企業診断士の求人、人材需要ですが、一般の求人では、必要資格として中小企業診断士を指定しているものはあまりありません。しかし、他の資格と併記して、保有していると望ましい資格として挙げられているものは見られます。大体が、ITコンサルや銀行とかメーカーなどある程度診断士の知名度がある分野です。
ただし、求人年齢が30代前半くらいまでのところが多いのが現実です。

実際に、中小企業診断士の取得をきっかけに、大手の投資銀行やコンサルタント会社に転職した人は、私の周りでは20代後半の人達です。
30代前半くらいまでであれば、診断士の保有は転職にはかなり有利になると思います。
それ以降の年代ですが、以前は、転職35歳限界説がありましたが、最近は転職市場も高齢化しており、30代後半くらいでも中小企業診断士を持っていれば転職には有利になると思います。

次に40代以上の世代ですが、難関資格や経歴・能力を持っていても大企業(日本企業)への転職は難しいものがあります。
なぜなら、40代以上の年代になると、管理職、マネジメント層に該当してきますが、年功的な価値観の強い日本企業はマネジメント層を外部から採用するようなことを嫌います。年功序列的な会社の管理職は、滅私奉公の功労賞みたいなものです。
誰でも、中途採用者が自分の上司になったら嫌でしょう。また、年上の人間を部下に持つこともあまり好まれません。
そのため、中高年の大企業の人材需要は、あるとすれば、主に特定分野の専門家、役職はついても実際には部下がいない「名ばかり管理職」で、即戦力として部下なしで業務を行うことを求められるような仕事です。

40歳以上の中高年でもマネジメント人材として転職可能性があるのは、外資系企業とかベンチャー企業系の新事業立ち上げマネージャー募集のような求人です。資格より実績が重視されます。
挑戦してみるのも面白いと思いますが、不安定・ハイリスクであり、安定した大企業のサラリーマンが転職するには相当な覚悟が必要だと思います。

次にコンサル会社などへの転職ですが、国内系コンサルタントやシンクタンクなど働いている人の中には、中小企業診断士保有者は結構います。しかし、入社後に自己啓発として取得したケースが多いと思われます。
コンサル業界では診断士を表に出して仕事する訳ではないので、診断士を持っていても社内の評価が上昇する訳ではなく、やはり経験・実績が重視されます。
20代であれば、中小企業診断士を持っていれば、努力や基礎知識の証としてコンサル会社への就職に有利になると思います。

稼いでいる中小企業診断士の仕事のパターン

中小企業診断士同士でも、収入や単価の話になると口が重くなる人が多いのですが、一部、稼いでいることを公言している人も存在します。
こうした稼いでいる人の仕事のパターンをまとめてみました。基本的には下に行くほど稼ぎやすくなります。

① 稼働日数が多い人
単価は低くても、稼働を上げることで稼いでいる診断士の方がいます。例えば、支援機関のプロマネ等を二つ以上かけ持ちし、土日や夜間に、セミナーや執筆、コンサルの仕事も行っているような人ですが、かなり稼げるでしょう。
恐らく年中無休になりますが、このタイプの人はそれを喜びとしているように見えるので、ハードワーク好きで体力に自信がある人向きです。

② 高単価の人
セミナー1回報酬50万円など、ずば抜けて高単価な人や、顧問を10社持っているというような診断士が稀にいます。
私が知っている範囲では、有名企業の役員や幹部クラスだった人が多く、影響力、ブランド力からして診断士でなくても良いのかもしれません。

ここまでの診断士に共通する点は、パワフルな方が多い点だと思います。こればかりは、マネしようとしてもできません。さらに続きます。

③ 一式(請負いや業務委託契約)で受注が出来る人
日単価ベースで報酬を貰うやり方は、リスクは少ないものの、稼ぎにくいやり方です。一式請負(総価)で受注できれば、リスクは格段に増えますが業務金額は大きくなります。
診断士でグループを組んで行政や企業から業務受注しているケースもあります。
またコンサル会社やシンクタンク系などの調査・研究では数千万の案件も少なくありませんが、その下請けとして業務の特定部分を一式で受ければ、1件で数百万以上にはなるでしょう。この場合、個人でも実施能力がある人は可能です。(経験者でないと難しいと思いますが)
年間、何本かこなせばかなりの収入になります。

④ 顧客に直接アプローチできる仕組みを持っている人
受注力のある人は強いです。さらに、実作業部分を協力してくれるパートナーがいれば売上を上げやすいでしょう。
また、見積もり競争なしで顧客に直接アプローチして受注ができる場合は、利益率が高くなります。
その場合、何らかの分野に特化して独自のコンサルメニューを持っているケースが多いと思いますが、診断士業と相性がよいのは、業種特化系、セミナー系、助成金支援などでしょうか。
診断士業というよりコンサル会社の経営者と言った方が適当かもしれません。

⑤ コンサルタントとは別の事業を持っている人
幾ら受注力があっても、日本は、提案や知恵に対してお金を払う文化が希薄なので経営コンサルタントは稼ぎにくい商売だと思います。よって、コンサルタント会社は他にも事業を行っているケースが多いです。
基本的には、コンサルティングの実行段階に必要になるもの、経理・人事・労務、マーケティング調査、広告業、ITソフトやシステム販売なども合わせて提供できれば、収益を上げやすくなる可能性があります。

さらに、士業とは関係ない分野で創業する人もいます。これはもともとの専門領域がある人や、多様なビジネスモデルに接する内に、ビジネスチャンスを見つけて自分で始めてしまうケースです。
チャンスが見つかればいろいろやってみるのも面白いと思います。ただし、顧客や仲間のアイデアを盗んだり、利害を侵害しないことに留意すべきです。

中小企業診断士の収入・年収

ネットや診断士の資格本などでは、独立している中小企業診断士の平均年収800万円というものをよく見ますが、かなり眉唾な値だと思います。(あくまで一個人の感想です)

年収800万の根拠は、公的機関によるアンケート結果がもとだと思いますが、こうしたアンケートの多くは有効回答率が低く、また、年収の概念、範囲があいまい、ある程度売れていることを前提(業務日数が少ない人を除外)として調べていたりします。

私にもアンケートが来たことありますが、いろいろと細かく記入する必要があり、自身の情報提供するのはかなり心理的抵抗があります。そのため、アンケートは、上手くいっていない診断士の回答率は低いと思います。さらに、士業以外の収入や、見栄が入った回答が混じっていると思います。
※年収は過去の最高によかった時の数字を答える人が多いのではないでしょうか?

実際に独立している診断士同士では年収や単価の話はタブーのようになっていて、あまり聞けません。一方、少数ですが高収入を公言している人もいます。

私などは、以前、低収入や仕事がないことなどネタにしていましたが、自虐ネタは本当に馬鹿にされてしまいます。

独立している中小企業診断士の年収を考察すると、公的支援機関の業務報酬は、一回1~5万位ですが、平均単価3万円の人であれば、年間100日稼働で300万、200日稼働しても600万円です。200日稼働というとかなり忙しい状況になります。

いわゆるプロコンの定義で言われる年収1000万ですが、達成するには、日単価5万円の人で200日稼働、日単価10万円の人が100日稼働してようやく1000万円です。日単価10万円の経営コンサルを年間100日というのは、移動や下準備を含めれば、最低でもその倍(200日)以上は拘束されると思います。
独立していれば、研究や、営業、総務など直接のお金にならない間接部門も全部自分でやらなければならないので、そうした活動等も含めれば相当過酷な生活です。

独立するということは、社会保険は自己負担、退職金なし、来年はどうなるかわからない、病気になれば収入ゼロという状況なので、自己負担やリスクを換算すれば、年収の半分が実感として感じられる収入ではないでしょうか。
中小企業診断士は、大企業に勤めていた人が多いですが、実質収入でサラリーマン時代を超えるのは大変だと思います。

中小企業診断士業は、稼ごうというよりは、仕事自体に、やりがいを感じられる人でないと難しいでしょう。

中小企業診断士資格の残念に思うこと

私の場合、中小企業診断士の取得によって人生が開けたこともあり、最高に役に立つ資格だと思っているのですが、一般社会での知名度が低く、また、経営コンサルタントの資格でありながら中小企業診断士の有名人(コンサルタントや実業家、企業人)が、あまり思い浮かばない点が残念に思っています。(私が無知なだけかもしれません)
自分なりに考えてみた要因について述べたいと思います。

① 中小企業診断士という資格名
中小企業診断士という資格名から、どのような仕事か一般人にはわかりにくいです。他に○○診断士というような民間資格が多数あり紛らわしい上に、頭に「中小」と付いているのもどうも印象が良くないと思います。世の中の企業の99%が中小企業なのだから、せめて「中小」は外してほしいところです。

資格ガイドなどの中小企業診断士についての説明では、「経営コンサルタントの国家資格」とか、「経済産業省認定の経営コンサルタントための資格」と書かれているものが多いようです。
それならいっそ「経済産業省認定 経営コンサルタント」とでもしてくれたらうれしいのですが

②無料経営診断の弊害
公的機関などによる経営専門家派遣などは中小企業診断士の比率が高く、実質的には独占業務に近くなっています。
相談を受ける企業側の負担額は、無料~数万円の範囲です。この「ほぼ無料のコンサルティング」の社会的意義はあるとは思いますが、弊害も多いと感じます。
もともと日本社会においては知恵やアイデアにお金を払う文化が希薄ですが、さらに一度でも、こうした公的支援(ほぼ無料の経営診断)を利用してしまった企業の多くは、今後、中小企業診断士にまともにお金を払う気が起こらないのではないでしょうか。
中小企業診断士=「無料相談の人」というイメージがついてしまっているような気がします。

③ 更新が面倒
中小企業診断士は5年更新ですが、更新のための実務ポイントや基本研修が必要になります。
この実務ポイントが面倒なもので、支援を受けた企業の承認(ハンコ)が必要になります。公的機関の仕事はともかく、企業から直接業務を受けている場合、社長に実務ポイント証明のハンコなど格好悪くて頼みにくいです。本当に気心の知れた相手じゃないと言えません。
また、大企業内での経営活動や、自ら起業し社長となって経営した場合は、実務ポイントとして認められません。
これでは、大企業のビジネスマンや経営者、コンサルタントとして知名度があって直接受注できる人ほど、資格を維持することが面倒になってしまうでしょう。

中小企業診断士とのダブルライセンス

中小企業診断士取得後に、別の資格を狙う人が多く見られます。
組み合わせとしては、社会保険労務士、事業再生系の資格、IT系の資格が多いようです。最近はMBA取得を目指す人も結構います。
診断士が資格取得に走る理由としては、独立している人の場合は、信用や受注機会を増やそうとするためというケースが多いようです。
企業内診断士の場合、診断士合格時の嬉しさが忘れられずに、難関資格へのチャレンジにはまってしまうという側面もあると思います。

また、最近は、会計士・税理士や弁護士などが、次の資格として中小企業診断士を取得するケースも多いようです。
これらの超難関資格も厳しい状況になっていることが伺えます。

個人的に診断士業と相性が良いと思えるのは社会保険労務士です。人事、労務系のコンサルティングには有利に働くと思います。また、メリットとして行政関係の窓口相談業務を受けやすいこと、顧問契約において経営顧問より人事労務顧問の名目とする方が受注しやすいという話を聞いたことがあります。

ただし、個人的には、独立後に仕事がなく、受注機会を増やすために他の難関資格取得を目指すのはあまり勧めません。

難関資格を並べても「すごいですね」と言ってもらえるかも知れませんが、それで、仕事が来ることはあまりありません。
実際に、私は中小企業診断士・技術士のダブルライセンスですが、中小企業診断士業界の中で受注機会に恵まれたことはほとんどありません。
時間があるからと言ってさらなる難関資格取得に時間を費やすことは費用対効果が低いと言えるでしょう。

それより、自分独自のコンサル・セミナーのメニュー構築や、認知向上のために顧客向けの情報発信をしていく方がずっと効果が大きいと思います。
そのためには、必然的にいろいろ勉強しなくてはなりませんが、そうした活動の延長で他の資格を取得するなら合理的です。

ダブルライセンスで得したことは、診断士業界ではあまりありませんが、顧客に直接アプローチするような活動においては、信用面での効果があったと思います。
そのため、業種特化型のコンサルティングを行うような人は、中小企業診断士と併せて、その業界で認知度がある資格を持っていると、いろいろと有利になると思われます。

なぜ中小企業診断士はビジネスマンに人気なのか

中小企業診断士は、ビジネスマンの取りたい資格などでは上位にランキングされており、自己啓発系資格として人気が高いようです。
世間一般では、中小企業診断士の知名度はかなり低いのですが、大企業などのビジネスマンには知名度、ステータスともに高いと思います。

実際、中小企業診断士合格者の大半が大手企業の出身者です。
特にメーカー、IT業界、金融機関などが多い印象があります。
では、中小企業診断士がなぜビジネスマンに人気なのか、どの程度のステータスなのか考察してみたいと思います。

まず、ビジネスマンに人気の高い理由ですが、大企業に勤めるビジネスマンの皆さんは、学歴もあり社会的にはエリートかもしれませんが、社内ではそれが当たり前 普通の人です。そのため、良い機会を掴むためには、同僚と差別化するための能力や資格が必要になる訳です。

そのような中で中小企業診断士は、経営コンサルタントの資格の中で唯一の国家資格といわれる位で、マネジメント系資格の中では難関であり、診断士を保有していればマネジメント知識を持っている証明になります。

そのため、中小企業診断士を保有していれば社内で経営に関する意見も通り易いでしょうし、企画、新事業、その他経営的な機会にも参加しやすいなど、同僚との差別化が可能です。
また、学歴や、所属部署(総務、経理、営業、技術など)を問わず誰でも受験できる上に、特別に学校に通う必要もなく働きながら挑戦できます。独学なら費用はわずかです。
つまり、忙しいビジネスマン、会社員にとって、受けやすい資格というのも人気の理由だと思います。

次に、中小企業診断士のステータスですが、診断士の一次二次試験合わせた最終合格率は5%程度もありません。このことから、一人中小企業診断士が合格する陰に20人の不合格者がいることになります。過去に挑戦して諦めた人も含めればもっと多いでしょう。

仮に、1,000人の組織の内、中小企業診断士が3人居れば、その陰に少なくとも60人位の受験経験者が社内に居ることになり、かなりの比率になります。マネジメント層ではさらに高い比率になるでしょう。
よって、大企業では、実は社内に多くの診断士を目指して勉強中の人や過去に挑戦した人達がいて、認知度もあることになります。
そして、わずかな人しか合格できない点が、「優秀さ?」と「マネジメントの知識」の証になるのでステータスもそれなりにあると考えられます。

つまり、中小企業診断士を持っていれば、一目置いてくれて、いろいろな機会に恵まれる可能性が高くなります。
そのため、中小企業診断士は企業内で最も活用しやすい気がします。

1.中小企業診断士はお勧めです

中小企業診断士を受験への挑戦動機は、各自いろいろだと思いますが、動機や目的が明確であった方が当然長続きします。

 

ネット掲示板などで見ると、中小企業診断士は低評価なものも見られます。「中小企業診断士を取得しても役に立つのか」、あるいは「中小企業診断士は食えるのか」と半信半疑ながら勉強を続けているとモチベーションも上がりません。

 

ここでは、私は「中小企業診断士はお勧めです」と断言できます。

次にお勧めする理由を整理していきます。

メリットを理解して勉強継続の可否に役立てて頂きたい、できればモチベーションの足しになれば幸いです。