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方法

2.中小企業診断士2次試験の重点(事例中心の学習)

中小企業診断士2次試験は、事例を読み解き、適切な文章を書いて、上位20%に入ることが必要です。

また、解答は、マークシートではなく、指定した文字数の文章で書く必要があります。

そのため、実際に、アウトプットする能力が重要になります。

よって、勉強は、「事例」を使った実戦形式の勉強を中心として行うべきです。

 

2次試験に合格に到達するための実力は以下の公式が成り立つと考えてください。

合格の実力 = こなした事例の数 × 事例の熟考度

 

①事例の数について

 参考書とかネットの書き込みを見ていると、「過去問だけでよい」とか、「多くこなす必要はない」などと書かれているものがあります。

 事例問題については、最初の読み解き構造化するプロセスが重要です。同じ問題を何回も解いても、事前に解答を知ってしまっては、事例を読み解く能力は向上しないでしょう。

 事例を多く解いた方が効率的です。

 また、合格者の大部分は、スクールに行っています。独学のハンデを抱えて上位20%の2次試験合格を目指すなら、量でカバーする必要があります。量をこなすことで質も向上してきます。

 少なくとも、合格の実力をつけるには100事例は、こなしたいものです。

 私の場合は、150事例ほどこなしました。

 

②事例の熟考について

 事例の熟考とは、事例をより深く分析し、また、解答プロセスをトレースしてみることです。同じ問題を、何度も解くことも同じような効果はありますが、ここで言っていることは、問題をより深く分析し、あるいは改善点を見つけて、それをレジメとして残していくことです。

 

2次試験の基本的な勉強手順としては、以下のようになります。

 

解法を身につける

    ↓

実戦的に事例を解く

    ↓

解答をみて、足りない部分を知る

    ↓

事例をレジメにまとめる

 

1.中小企業診断士1次試験は、余裕で合格できるレベルが必要

「中小企業診断士合格戦略」でも述べましたが、中小企業診断士試験は、一発合格は難しく、大抵複数年になることから、合格のためには二次試験を毎年受け続ける必要があります。

 そのためには、一次試験は、余裕で合格するレベル、具体的には合格ライン60点に対して平均70点以上の能力を付けることが第一です。

 

 なぜなら、1次試験合格すると2次試験は、合格年の翌年まで1次試験免除です。2年目2次試験不合格となると3年目は1次試験から再受験する必要があります。

 このとき、1次試験がギリギリレベルの実力だと3年目の再受験の時には、1次試験の知識をだいぶ忘れています。

 これでは、3年目の再受験の時に、1次試験の勉強に多くの時間を割かなければならなくなってしまいます。

 また、もし1次試験が不合格なってしまうとその年は、2次試験も受けられないのでやる気は、大きく落ちてしまうでしょう。

 

 例えば1次試験に合格しても、試験免除である翌年も1次試験を受けるというのも、リスク面を考えると悪くないでしょう。

 個人的には、1次試験を余裕で合格できる実力があれば、1次試験を毎年受験するよりその分の時間を2次試験の勉強に回した方が良いと思います。

2.休日と平日の勉強内容を分ける(中小企業診断士勉強法)

 基本知識がない分野の勉強をするとき、自力で参考書を読んで理解するという行為は非常に労力が伴います。ましてや興味のない分野は、苦痛です。

 スクールの場合、視覚(文字や図)の他、言葉や手ぶりを用いて説明してくれるので、理解がしやすいですが、独学の場合、文字情報などだけから理解する必要があります。

 

 診断士の学習範囲は広く、どこかに苦手分野がでてくるでしょう。独学の場合、平日の仕事で疲れて頭もまわらない状態で、苦手な分野の新たな参考書を読むことは、つらい作業であり、挫折の原因になります。

 

 よって、体調や集中力を考えて、平日と休日の勉強内容を分ける必要があります。

 

休日:「新しい参考書を読む」、「理解する」、「理解した内容のレジメを作る」

平日:「休日に理解した部分を復習」、「覚える」、「体に染み込ませる」

 

通常勉強は、「読む」→「理解する」→「覚える」という過程をとります。

通常の勉強法はこれを同時並行的に行うことが多いですが、独学で行う場合は、「読む」→「理解する」→「覚える」の過程を休日と平日の作業に分解した方が、消耗も少なく、挫折しにくいでしょう。

 

①休日の勉強方法

休日の勉強目的は、「新しい参考書を読む」、「理解する」、「理解した内容のレジメを作る」

ことです。

まず、勉強環境ですが、自宅で一日8時間勉強することは難しいと思います。

 

落ち着いて勉強できる環境を整備してください。私のお勧めは、図書館です。

大抵は早く行かないと良い席は取れないので、必然的に開館時に行って夕方まで勉強するようになります。

 

また、周りも受験生が多く緊迫感があり勉強に集中しやすいことも勧める理由です。

 

②平日の勉強方法

 平日の勉強は、「休日に理解した部分を復習」、「覚える」、「体に染み込ませる」ことです。

 できれば、休日に、理解した内容のレジメを作成し、これを利用して勉強します。

 時間の有効利用のために、レジメを常に持ち歩き、通勤時間やちょっとした合間など、レジメを読んで勉強することを勧めます。

 1日1時間以上の勉強時間確保が理想です。

 

4.参考書代をケチらない(中小企業診断士勉強方法)

中小企業診断士の勉強において、専門用語以外にも、苦手分野で、読んでも理解ができない、あるいはイメージできない場合があります。

独学の場合、「解らないところを聞けない」ため挫折の原因になりがちです。

 

この時、同じ分野で複数の参考書があれば、相互対比したりすることで理解が深まる可能性があります。

参考書はケチらない方がよいでしょう。

参考書一冊2千円程度はしますが、30冊買っても6万円です。

 スクールの年間数十万を考えれば安いものです。

投資の費用対効果としては、参考書代を節約するより数万の出費で早く合格する方がずっと利益は大きいです。

 

また、他人のお古の参考書を貰ったり借りたりすることは、できれば避けてください。

自分の経験からも、やはり、自分である程度は懐を痛めて購入すれば、もったいないので勉強しますが、他人からただでもらった場合、勉強のモチベーションが下がります。

 

それに、本に他人のマーカーや書き込みがあると非常に読みにくいですし、また、借りた場合など自分で自由にマークできないなど使い勝手もよくないものです。

 

参考書は、必ず自分のお金で買ってください。

不況で家計の厳しい方も多いと思いますが、こういう時代こそ自己投資を行ってください。購入時個別に判断していると迷いがでるので、最初に参考書予算として数万を確保して、そこから購入することが良いかもしれません。

5.モチベーションの保ち方(中小企業診断士勉強方法)

独学の場合、既定のカリキュラムがなく、勉強仲間も競争相手もいないので、勉強を実施するかどうかは、すべてセルフコントロールになります。

孤独な戦いです。

勉強がつらくなって、モチベーションが保てなくなって、諦めてしまいそうになります。

 

 ここで、モチベーションの保ち方のいくつか挙げます。

 

①体調に合わせた勉強(無理な勉強はしない

 無理、苦痛を伴う作業は、長期的にはできないし、勉強そのものが嫌いになります。

 前にも述べた、体調を考慮した平日と休日の勉強内容を変える。

 疲れている時は休む、遊びもそれほど我慢しないことです。

 独学なら、長期戦を覚悟しましょう。

 

②図書館の活用

 前にも述べましたが、図書館なら、テレビやネット等の誘惑も、ごろ寝もできないので、自宅でやるより勉強が捗ります。

 また、受験生が多く、緊張感があり、モチベーションが上がります。

 

③合格後に資格をどう活用するのか計画する

診断士を取ろうと思う人には、それなりの目標があると思います。

資格をどう活用するか、計画しましょう。社内・社外活動、転職、独立?いろいろ調べて、空想、妄想でもいいので、膨らませてみましょう。

 どうしても必要だと思えれば、モチベーションも上がります。

 

④中小企業診断士受験を公言してしまう

 働きながら取る資格で、難関資格の受験を公言している人は少ないです。

 大抵、会社の同僚や友人には内緒で勉強しています。落ちたら格好悪くて、恥ずかしいですよね。

 ですが、試験に落ちて恥を書いても、別に損をする訳ではありません。あなたの価値も変わりません。

 

 できれば、公言してしまった方が、よいでしょう。

 損はしなくても恥はかきたくないので、必死で勉強するでしょう。

また、落ちてかく恥よりも、合格を諦めたときの方が、周囲の評価は冷たいかもしれません。

 

※公言することで、合格後の退社を疑られ、勉強の妨害を受ける恐れがある人は、秘密にしておきましょう。

 

6.レジメの作り方(中小企業診断士勉強方法)

 市販の参考書は、一冊200ページ前後のものが多いと思います。

 スクールの場合、優先度の高い知識をまとめたレジメや資料が入手しやすいのですが、独学の場合、200ページもある市販の書籍での学習になりどうしても勉強の効率が落ちます。

 

 仮に何らかの方法でスクールのレジメを入手したとしても、「レジメ+講義」で効果があるものです。独学の人が手に入れてもあまり役に立たないと思います。

 

 よって、勉強の効率を上げるためには、レジメを自分で作る必要があります。

 また、自分の理解した内容を、レジメにまとめるという行為そのものが、知識の定着にとても効果があります。

個人でレジメを作る上で、注意点を説明します。

 

①1/10にまとめるイメージ

 レジメの目的は、要点をすばやく習得することです。レジメの量は、原書の1/10程度が目安だと思います。

 200ページの参考書をA4で20枚程度にまとめるイメージです。

 これを、1枚2ページでプリントすれば10枚になりますが、通勤電車の中、数十分あれば1回転することができるようになります。(200ページの参考書の要点を、数十分で総確認できる)

 

②完璧さを求めない

レジメは出版したり、他人に見せるものではありません。作成した本人だけが理解できればよいのです。

目的は、知識の習得であって、レジメの作成ではありません。よって、レジメの作成には、手間はなるべくかけないことです。

コツとして

  • 1参考書1レジメとする:同科目の他の参考書のレジメと合体させようとしない
  • 図、絵はなるべく使わない:図で理解すべきものは、手書きや、参考書コピーを別につくってレジメにはさみます。
  • 要点を羅列していく:報告書の頭から、順番に大、中、小項目位は意識しながら要点を羅列的に、箇条書きスタイルで書いていきます。(音声データにするときも箇条書きのほうがスムーズです)

 

③拡張性

 学習している内に、新たな気づきや、間違いを発見することがあります。

 レジメに手を加えるのは最小にしたほうがよいですが、それでも、勉強が進むにつれて追記や、修正、補足を入れたくなります。

 そのために、当初から、拡張性を考慮して、レジメは、なるべくワードやエクセルなど電子データにしましょう。

(また、音声データによる学習をしたい場合は、テキストデータが必要になります)

 

私の場合、図書館で手書きのレジメを作って、それを自宅で、ワードに打ち込みました。

ワードに打ち込む作業は手間ではありますが、作業そのものに、「写経」と同じような学習効果があります。

 

 

7.解答テクニックの習得方法(中小企業診断士勉強方法)

 中小企業診断士試験勉強を独学で行う欠点として、「解法や細かい解答テクニックがわからない」ということがあります。

 特に二次試験においては、解答テクニックや、解答手順など重要になってきますが、市販の診断士二次試験参考書においてもテクニックは、書かれていますが、実際に独学で身につけるのは大変です。

 

  スクールは当然、市販参考書と差別化する必要から、いろいろな裏テクのようなものも教えているし、短文の答練などが習得方法も工夫しています。(多分)

  確かに模擬試験に行くと、いろんな色のペンを使ったり、さまざまなテクが見られます。

 

  私は、独学で合格していますが、最後まで細かいテクニックの部分は稚拙さがあったと思います。(スクールを受けていないので対比できないですが)

  独学で合格を目指そうとするならば、細かいテクニックで劣る分、本質をおさえて地力をつけていくことが王道だと思います。

 

  地力をつける方法論ですが、各社の市販参考書の解法を見てみると、それぞれ異なりますが、根本部分は似ています。

  習得方法としては、各社の解法を見て、共通部分を認識し、強化することが一つの方法です。

  また、その中から自分で合った解法を身につけることです。

そして、模擬試験で練習することで習熟を図っていくしかありません。

 

 別のカテゴリで、私が編み出した解答テクニックについても述べていくつもりです。

 

8.勉強方法独自の工夫のヒント(脳構造の理解)

私の場合、独学最初の2年は、ひたすら参考書を読み込む勉強をしてしまい、かなりの時間を無駄にしてしまいました。

特に診断士二次試験では参考書を繰り返し読んでも、論文は書けるようにはなりませんので、読むだけの学習は効果、効率両面であまり良くないと言えます。

 

 身にしみてわかりましたが、読むという行為は、脳の一部しか使わないので、そこに繰り返しインプットしても、アウトプットの質はあまり上がりません。

 理解を高めるには、脳のいろんな部分にインプット・アウトプットを繰り返すことが必要です。

 

方法論を列挙すると

 

  • 読む:熟読、速読
  • しゃべる:読み上げ、討論、教える
  • 書く:レジメ作り、書き取り(写経)、テーマ解答(~とは)
  • 聞く:レジメや模範論文の音声化
  • 見る:構造化、イメージ図の作成
  •  実践:模擬試験形式の勉強

これらを複合的に組み込んだ勉強方法が効果的です。

 

 もう一つの視点として、成果=勉強の質×勉強時間 という式が成り立つと思います。

 成果を出すには、質を上げるか、時間を増やすかです。両方できれば理想ですが、片方でも成果は上がります。

 

 働きながら独学で合格しようとしたら、体調やモチベーション、勉強場所や時間帯などの制約条件を考慮して、いろんな勉強方法を独自に開発して、生活の中に上手く組み込んで下さい。

 

 そして、良い方法が見つかったら、私に教えてください(笑)

 検討を祈ります。

 

2.資格の価値とは

司法試験合格者や公認会計士ですら就職難の時代です。ましてや独占業務資格のない中小企業診断士は、持っていたらすべてが上手くいくような資格ではないです。過度な期待はやめましょう。

 名称独占資格である中小企業診断士の価値とは、

①経営・マネジメントを幅広く習得できる

②経営・マネジメントに精通している証明となる

③資格を通じてネットワークを構築できる

  の3点に尽きると思っています。

 

これを見て、「全然役に立たない」と感じた方も多いと思います。

このメリットでも中小企業診断士は、取得後の活用方法で大きく差が出ます。

 具体的なイメージとして、企業内と独立の場合で次より示します。

11.4年目の対処その2(レジメ作成)

2つめの対処は勉強効率の向上です。問題集を繰り返して行うことは、時間的に非効率、また通勤電車などでは効率的な勉強は難しいものです。

 

そこで、ロジカルシンキング的発想でレジメの作成を行いました。

 まとめ方の一つのとしてツリー構造、パソコンのディレクトリのような階層構造の発想があります。

 これを、一覧表の大項目、中項目、内容ととり、参考書や事例を分解して整理しました。

 事例も、過去4年間で150事例ほど蓄積がありましたのでこれを、すべてエクセルの表に整理しました。

A3で30枚程度にまとまります。

 

これをA4に縮小したものを持ち歩き、ちょっとした空き時間や通勤時間に読みました。

さらに、音声化しMP3で聴けるようにしました。これだと、勉強のやる気が起こらない時でも、聞き流すだけで多少の効果はあります。

 

勉強時間:10カ月×60h=600