中小企業診断士は、企業によって認知度も評価も違うので一概には言えませんが、資格を取得しただけでは、会議などで説得力が少しあがる。企画部門や新規事業プロジェクトに参加できる確率が上がる。名刺に入れて取引先との話の種になる位のメリットはあると思います。
では、次に活用したケースですが、診断士会などの自分の関連業種と専門分野の研究会、NPOに所属し、地域企業支援や創業支援活動、さらに業界誌への執筆・出稿、ブログでの情報発信など行ったとします。
診断士会の研究会などは、本当にバラエティに富んだ企業や専門分野の方が集まっています。また、他の士業とのダブル資格で独立している人も多いので、こうした社外での交流によって得るものは大きいです。
中小企業診断士を取得していない場合と比較して、5年後には、人脈、知識、実践的ノウハウ、知名度など大きな差が付いていると思いませんか。
社内的にも良いことが増えると同時に、その人の人生も豊かになると思います。
バラ色の人生を保障するわけではありません。企業内診断士の多くが、資格が名刺の飾りになっている現実がありますが、この資格の価値は、取得後どのように活用するかで変わってきます。