私の場合、独学最初の2年は、ひたすら参考書を読み込む勉強をしてしまい、かなりの時間を無駄にしてしまいました。
特に診断士二次試験では参考書を繰り返し読んでも、論文は書けるようにはなりませんので、読むだけの学習は効果、効率両面であまり良くないと言えます。
身にしみてわかりましたが、読むという行為は、脳の一部しか使わないので、そこに繰り返しインプットしても、アウトプットの質はあまり上がりません。
理解を高めるには、脳のいろんな部分にインプット・アウトプットを繰り返すことが必要です。
方法論を列挙すると
- 読む:熟読、速読
- しゃべる:読み上げ、討論、教える
- 書く:レジメ作り、書き取り(写経)、テーマ解答(~とは)
- 聞く:レジメや模範論文の音声化
- 見る:構造化、イメージ図の作成
- 実践:模擬試験形式の勉強
これらを複合的に組み込んだ勉強方法が効果的です。
もう一つの視点として、成果=勉強の質×勉強時間 という式が成り立つと思います。
成果を出すには、質を上げるか、時間を増やすかです。両方できれば理想ですが、片方でも成果は上がります。
働きながら独学で合格しようとしたら、体調やモチベーション、勉強場所や時間帯などの制約条件を考慮して、いろんな勉強方法を独自に開発して、生活の中に上手く組み込んで下さい。
そして、良い方法が見つかったら、私に教えてください(笑)
検討を祈ります。