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独学

中小企業診断士を独学でとろう!

本サイトは、中小企業診断士独学合格法を中心に、中小企業診断士取得後の話、中小企業診断士の独立について情報を提供しています。


 


 私は、33歳から4年間の独学の末、診断士に合格しました。一般の人より長い期間を要していると思います。


 元々が技術系の人間なので、勉強当初は経営分野の知識は皆無でしたが、試行錯誤の末合格することが、できました。


 独学のためずいぶん遠回りもしていますが、失敗談も含めてどうすれば効率的に合格に辿り着けるか、勉強方法を公開したいと思います。


 中小企業診断士は、素晴らしい資格です。皆様も本サイトを参考にして合格してください。


 


 また、現在独立しております。独立後の中小企業診断士の世界についても、あくまで、私の経験と主観をもとに実態面を書いて行くつもりです。


 


情報は、順次充実させていきますのでよろしくお願いします。

1.中小企業診断士2次試験の勉強方法

診断士の1次試験に合格したら、次の2次試験が本番です。

診断士1次試験については、誰でも努力すれば必ず合格できます。1次試験では、基本的に難解なことはあまりありません。

1次試験までは、独学とスクールでそんなに差がつかないと思います。

 

ところが、2次試験は、難解というか、掴み所が無い部分があります。

1次試験に合格した15%位の中から、さらに上位20%に食い込まなくてはならないわけですので、その困難さはわかるでしょう。

新制度以降の独学合格者を、ほとんど見たことがないことから、独学での合格は、かなり難しいでしょう。

 

2次試験は把握力と思考力の勝負になってきます。参考書を漠然と繰り返し勉強しても合格は難しいでしょう。

私も当初、無駄な勉強で2年続けてしまい、3年目にようやく無駄に気付き結局合格まで4年と長期化してしまいました。

 

ここで、効率的な、中小企業診断士2次試験の勉強方法を紹介していきます。

4.中小企業診断士2次試験の勉強時間

中小企業診断士2次試験の合格に必要な、勉強内容と所要時間の目安は以下のものになります。

 

解法:5冊×100ページ×5分=2500分→42h 3回転=100h

事例:100事例×4h=400h 

レジメ:1日1h×250日:250h

専門書:3冊×200ページ×5分=3000分→50h 3回転 150h

                  合計:900h

 

 これで、1次試験と合わせると1600~1700hで合格できる計算です。

 元々財務や経営に詳しい方は、もっと短い時間で合格できるかもしれません。

 

 私は、2次試験の勉強方法に非効率なやり方をしてしまい、全部で2,400時間かかっています。

 みなさんも、私と同じ失敗をしないように気をつけてください。

 

6.解答テクニックを身につける

 中小企業診断士2次試験において、スクール生と独学の人で一番差がつきやすいのが、解答テクニック面だと思います。

 スクール生は、その学校の独自の方法を徹底的に習熟することができますが、独学ですと、自己流にアレンジするしかないので、どうしても上手くいかない場合が多いようです。

 

 独学で解答テクニックを身につける方法を紹介すると

①解法を勉強する

診断士向けスクールや参考書を出しているところは、独自の解法を売りにしています。

まずは、それぞれの解法を読み、レジメにしてまとめて見ましょう。

最初に各社の解法を読んだ時は、独自性を強調しているせいか、それぞれが、かなり異なっている印象を受けますが、解答事例などを参照して行くと、根本的な部分はかなり共通していることに気付くと思います。

 

②自分にあった解法を決める

解法から、自分に一番合ったもの、やりやすいと感じるものをベースの解法としましょう。個人的にはなるべくシンプルで解りやすい解法がお勧めです。

 私は、フレームワークが最も使いやすかったので好んで使っていました。

 そこに、その他、小技的なテクニックを「良いとこ取り」してみます。

 これで、「ベースの解法」+「各社の解法の使える部分」という組み合わせの暫定版ができます。

 

 ③事例を解いて練習する

  事例を実戦同一のやり方で、とにかく数を解いて、習熟します。

  事例を解く中で、さらに、解答テクニック面での気づきをレジメにまとめていき、蓄積していきます。

 こうしていくことで、自己流でもかなり重厚な解答テクニックを身につけることができます。

 

 ここは、実際は大変な作業です。恐らく試行錯誤することになります。ここを乗り越えられるかが一つの正念場と言えるでしょう。

 ただ、試行錯誤しながら乗り越えた方が、スクール生より地力は身についているはずです。

 

2次試験の解答テクニックについては、別に「解答テクニック編」として詳細にまとめます。

ヒントとして解答テクニックの主要要素を以下にまとめたので参考にして下さい。

 

基本:出題者の解答要求事項を把握し、表現できること

①正しい解答手順と時間配分

②設問の読み解き方

③事例の構造化(ストーリ展開と全体のロジックの整合)

④文章化・表現方法

9.いつまで経っても合格できない場合

 これまで、述べてきた中小企業診断士の2次試験の勉強方法を実践し、100事例以上蓄積し、レジメも作り、内容に習熟する。模擬試験でもそこそこの判定が取れるという状況になれば、ほとんどの人は合格すると思います。

 

 ただ、それでも合格出来ない場合どうしたらよいのでしょうか?

 

 絶対に諦めてしまってはダメです。

 まず、これまでの努力とお金が無駄になるだけでなく、社内では、「何年経っても受からず、諦めた人」ということになり、発言力が落ちます。

  また、診断士取得後に、資格を活用して得られる様々なメリットの機会損失があります。

 

 何年かかっても、ライフワークと思って合格するまで受け続けてください。

 

 こうなった場合の勉強方法としては、がんばりすぎると、モチベーションが持たないので、試験の数カ月前だけがんばって、他はプライベートを充実させた方がよいかもしれません。事例の集積とレジメの整理ができていれば、復習するのは容易です。

 

個別の勉強方法は、以下がお勧めです。

①模試を毎年数回は受ける。新版の問題集は購入しさらに事例を蓄積

②経営関連本を多読し地力を強化

③苦手分野を集中して磨く

④財務・会計で高得点を狙う 

 定性評価の要素が大きい他の科目は、得点差がつきにくく、高得点は狙いにくいと思われます。計算問題の多い、財務・会計は唯一高得点を狙える分野です。

 ここで点数が稼げるとかなり合格率を上げることができます。

 

 さらに、壁を超えるために個人的に勧めたいのは、自主研究です。

 「知識はあるのに受からない」という人は、知識の本質的な部分、経営の目的や目標との関連や、知識同士の関連性の認識が不足しているからかもしれません。

 

 参考書による勉強でなく、自分流の経営に対する認識や体系を作り上げていくことが能力を高めるために効果的です。

 キーワードは「芋づる式」です。

 

 特定にテーマに沿って、芋づる式に勉強します。具体的には、経営理論や様々な手法について、その根拠など本質的な部分や、関連知識同士の全体的な有機的つながりを、芋づるを手繰るように勉強することです。

 自分の属する業種や、専門分野の研究など関心や、イメージが湧くようなものがよいでしょう。

 

 本来は、合格し診断士になってから始めるのが良いですが、壁を超えるにはよい方法です。

 また、業種研究などは、実務に直結するため、仕事の方にも良い影響があるでしょう。また、将来独立するようなことがあれば、大変役に立ちます。

 

 時間を書ければ、それだけ喜びも大きく、知識も深くなります。

 何年かけてもあきらめずに頑張りましょう。
 
 

1.中小企業診断士1次試験は、余裕で合格できるレベルが必要

「中小企業診断士合格戦略」でも述べましたが、中小企業診断士試験は、一発合格は難しく、大抵複数年になることから、合格のためには二次試験を毎年受け続ける必要があります。

 そのためには、一次試験は、余裕で合格するレベル、具体的には合格ライン60点に対して平均70点以上の能力を付けることが第一です。

 

 なぜなら、1次試験合格すると2次試験は、合格年の翌年まで1次試験免除です。2年目2次試験不合格となると3年目は1次試験から再受験する必要があります。

 このとき、1次試験がギリギリレベルの実力だと3年目の再受験の時には、1次試験の知識をだいぶ忘れています。

 これでは、3年目の再受験の時に、1次試験の勉強に多くの時間を割かなければならなくなってしまいます。

 また、もし1次試験が不合格なってしまうとその年は、2次試験も受けられないのでやる気は、大きく落ちてしまうでしょう。

 

 例えば1次試験に合格しても、試験免除である翌年も1次試験を受けるというのも、リスク面を考えると悪くないでしょう。

 個人的には、1次試験を余裕で合格できる実力があれば、1次試験を毎年受験するよりその分の時間を2次試験の勉強に回した方が良いと思います。

2.勉強の重点とは(中小企業診断士1次試験)

 診断士1次試験、平均70点レベルを目指すとしても、完璧さを求めたらきりがありません。1次試験合格に何年もかけず、できれば1年程度でそのレベルまでは持っていきましょう。

 70点取得のイメージは、以下のようなものです。

50%答えがわかる →50点

30%2択まで絞れる→15点

20%4択まで絞れる→5点

          合計:70点

 

 という感じで70点はそんなに大変ではありません。要は、半分答えがわかって、後はある程度絞り込みができればよいのです。

 診断士1次試験の勉強には、時間をかけすぎないことです。

 

勉強の重点としては、

①二次試験に使う科目は、重点が高い

 組織、マーケティング、生産管理・運営オペレーション、財務・会計については専門書等による勉強が必要

②二次試験とは直接関係のない科目は、ほどほどに

70点取るためには、基本書と問題集のみの勉強でよいでしょう。

5.モチベーションの保ち方(中小企業診断士勉強方法)

独学の場合、既定のカリキュラムがなく、勉強仲間も競争相手もいないので、勉強を実施するかどうかは、すべてセルフコントロールになります。

孤独な戦いです。

勉強がつらくなって、モチベーションが保てなくなって、諦めてしまいそうになります。

 

 ここで、モチベーションの保ち方のいくつか挙げます。

 

①体調に合わせた勉強(無理な勉強はしない

 無理、苦痛を伴う作業は、長期的にはできないし、勉強そのものが嫌いになります。

 前にも述べた、体調を考慮した平日と休日の勉強内容を変える。

 疲れている時は休む、遊びもそれほど我慢しないことです。

 独学なら、長期戦を覚悟しましょう。

 

②図書館の活用

 前にも述べましたが、図書館なら、テレビやネット等の誘惑も、ごろ寝もできないので、自宅でやるより勉強が捗ります。

 また、受験生が多く、緊張感があり、モチベーションが上がります。

 

③合格後に資格をどう活用するのか計画する

診断士を取ろうと思う人には、それなりの目標があると思います。

資格をどう活用するか、計画しましょう。社内・社外活動、転職、独立?いろいろ調べて、空想、妄想でもいいので、膨らませてみましょう。

 どうしても必要だと思えれば、モチベーションも上がります。

 

④中小企業診断士受験を公言してしまう

 働きながら取る資格で、難関資格の受験を公言している人は少ないです。

 大抵、会社の同僚や友人には内緒で勉強しています。落ちたら格好悪くて、恥ずかしいですよね。

 ですが、試験に落ちて恥を書いても、別に損をする訳ではありません。あなたの価値も変わりません。

 

 できれば、公言してしまった方が、よいでしょう。

 損はしなくても恥はかきたくないので、必死で勉強するでしょう。

また、落ちてかく恥よりも、合格を諦めたときの方が、周囲の評価は冷たいかもしれません。

 

※公言することで、合格後の退社を疑られ、勉強の妨害を受ける恐れがある人は、秘密にしておきましょう。

 

6.レジメの作り方(中小企業診断士勉強方法)

 市販の参考書は、一冊200ページ前後のものが多いと思います。

 スクールの場合、優先度の高い知識をまとめたレジメや資料が入手しやすいのですが、独学の場合、200ページもある市販の書籍での学習になりどうしても勉強の効率が落ちます。

 

 仮に何らかの方法でスクールのレジメを入手したとしても、「レジメ+講義」で効果があるものです。独学の人が手に入れてもあまり役に立たないと思います。

 

 よって、勉強の効率を上げるためには、レジメを自分で作る必要があります。

 また、自分の理解した内容を、レジメにまとめるという行為そのものが、知識の定着にとても効果があります。

個人でレジメを作る上で、注意点を説明します。

 

①1/10にまとめるイメージ

 レジメの目的は、要点をすばやく習得することです。レジメの量は、原書の1/10程度が目安だと思います。

 200ページの参考書をA4で20枚程度にまとめるイメージです。

 これを、1枚2ページでプリントすれば10枚になりますが、通勤電車の中、数十分あれば1回転することができるようになります。(200ページの参考書の要点を、数十分で総確認できる)

 

②完璧さを求めない

レジメは出版したり、他人に見せるものではありません。作成した本人だけが理解できればよいのです。

目的は、知識の習得であって、レジメの作成ではありません。よって、レジメの作成には、手間はなるべくかけないことです。

コツとして

  • 1参考書1レジメとする:同科目の他の参考書のレジメと合体させようとしない
  • 図、絵はなるべく使わない:図で理解すべきものは、手書きや、参考書コピーを別につくってレジメにはさみます。
  • 要点を羅列していく:報告書の頭から、順番に大、中、小項目位は意識しながら要点を羅列的に、箇条書きスタイルで書いていきます。(音声データにするときも箇条書きのほうがスムーズです)

 

③拡張性

 学習している内に、新たな気づきや、間違いを発見することがあります。

 レジメに手を加えるのは最小にしたほうがよいですが、それでも、勉強が進むにつれて追記や、修正、補足を入れたくなります。

 そのために、当初から、拡張性を考慮して、レジメは、なるべくワードやエクセルなど電子データにしましょう。

(また、音声データによる学習をしたい場合は、テキストデータが必要になります)

 

私の場合、図書館で手書きのレジメを作って、それを自宅で、ワードに打ち込みました。

ワードに打ち込む作業は手間ではありますが、作業そのものに、「写経」と同じような学習効果があります。

 

 

4.テクニックに走りすぎない(中小企業診断士合格戦略)

最短時間、最小の勉強で合格は誰でもしたいものです。

ただ、解法などのテクニックに傾倒し、必要なレベルに達していないにもかかわらず合格してしまうのは、意味がないです。

ともかく早く合格したい方は、やはりスクールに行かれた方が良いと思います。

 

中小企業診断士は、まれに1年目でストレート合格をされる方もおりますが、やはり知識面で希薄な感じを受けます。

この独学サイトは名実ともに中小企業診断士合格する地力をつけることを目指します。(もちろん効率は重視しますが)

成長を続けて、コップの水があふれるがごとく合格に至りましょう。