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独学,スクール

6.解答テクニックを身につける

 中小企業診断士2次試験において、スクール生と独学の人で一番差がつきやすいのが、解答テクニック面だと思います。

 スクール生は、その学校の独自の方法を徹底的に習熟することができますが、独学ですと、自己流にアレンジするしかないので、どうしても上手くいかない場合が多いようです。

 

 独学で解答テクニックを身につける方法を紹介すると

①解法を勉強する

診断士向けスクールや参考書を出しているところは、独自の解法を売りにしています。

まずは、それぞれの解法を読み、レジメにしてまとめて見ましょう。

最初に各社の解法を読んだ時は、独自性を強調しているせいか、それぞれが、かなり異なっている印象を受けますが、解答事例などを参照して行くと、根本的な部分はかなり共通していることに気付くと思います。

 

②自分にあった解法を決める

解法から、自分に一番合ったもの、やりやすいと感じるものをベースの解法としましょう。個人的にはなるべくシンプルで解りやすい解法がお勧めです。

 私は、フレームワークが最も使いやすかったので好んで使っていました。

 そこに、その他、小技的なテクニックを「良いとこ取り」してみます。

 これで、「ベースの解法」+「各社の解法の使える部分」という組み合わせの暫定版ができます。

 

 ③事例を解いて練習する

  事例を実戦同一のやり方で、とにかく数を解いて、習熟します。

  事例を解く中で、さらに、解答テクニック面での気づきをレジメにまとめていき、蓄積していきます。

 こうしていくことで、自己流でもかなり重厚な解答テクニックを身につけることができます。

 

 ここは、実際は大変な作業です。恐らく試行錯誤することになります。ここを乗り越えられるかが一つの正念場と言えるでしょう。

 ただ、試行錯誤しながら乗り越えた方が、スクール生より地力は身についているはずです。

 

2次試験の解答テクニックについては、別に「解答テクニック編」として詳細にまとめます。

ヒントとして解答テクニックの主要要素を以下にまとめたので参考にして下さい。

 

基本:出題者の解答要求事項を把握し、表現できること

①正しい解答手順と時間配分

②設問の読み解き方

③事例の構造化(ストーリ展開と全体のロジックの整合)

④文章化・表現方法

9.いつまで経っても合格できない場合

 これまで、述べてきた中小企業診断士の2次試験の勉強方法を実践し、100事例以上蓄積し、レジメも作り、内容に習熟する。模擬試験でもそこそこの判定が取れるという状況になれば、ほとんどの人は合格すると思います。

 

 ただ、それでも合格出来ない場合どうしたらよいのでしょうか?

 

 絶対に諦めてしまってはダメです。

 まず、これまでの努力とお金が無駄になるだけでなく、社内では、「何年経っても受からず、諦めた人」ということになり、発言力が落ちます。

  また、診断士取得後に、資格を活用して得られる様々なメリットの機会損失があります。

 

 何年かかっても、ライフワークと思って合格するまで受け続けてください。

 

 こうなった場合の勉強方法としては、がんばりすぎると、モチベーションが持たないので、試験の数カ月前だけがんばって、他はプライベートを充実させた方がよいかもしれません。事例の集積とレジメの整理ができていれば、復習するのは容易です。

 

個別の勉強方法は、以下がお勧めです。

①模試を毎年数回は受ける。新版の問題集は購入しさらに事例を蓄積

②経営関連本を多読し地力を強化

③苦手分野を集中して磨く

④財務・会計で高得点を狙う 

 定性評価の要素が大きい他の科目は、得点差がつきにくく、高得点は狙いにくいと思われます。計算問題の多い、財務・会計は唯一高得点を狙える分野です。

 ここで点数が稼げるとかなり合格率を上げることができます。

 

 さらに、壁を超えるために個人的に勧めたいのは、自主研究です。

 「知識はあるのに受からない」という人は、知識の本質的な部分、経営の目的や目標との関連や、知識同士の関連性の認識が不足しているからかもしれません。

 

 参考書による勉強でなく、自分流の経営に対する認識や体系を作り上げていくことが能力を高めるために効果的です。

 キーワードは「芋づる式」です。

 

 特定にテーマに沿って、芋づる式に勉強します。具体的には、経営理論や様々な手法について、その根拠など本質的な部分や、関連知識同士の全体的な有機的つながりを、芋づるを手繰るように勉強することです。

 自分の属する業種や、専門分野の研究など関心や、イメージが湧くようなものがよいでしょう。

 

 本来は、合格し診断士になってから始めるのが良いですが、壁を超えるにはよい方法です。

 また、業種研究などは、実務に直結するため、仕事の方にも良い影響があるでしょう。また、将来独立するようなことがあれば、大変役に立ちます。

 

 時間を書ければ、それだけ喜びも大きく、知識も深くなります。

 何年かけてもあきらめずに頑張りましょう。
 
 

1.なぜ独学合格が難しいのか(中小企業診断士の勉強方法)

 

中小企業診断士は受験者全体の4%強しか合格できないので大半の人は、途中で挫折しているといえます。

独学で中小企業診断士に合格する人は、かなり希少です。

実際に独学で挑戦している人は多数いるでしょうが、大部分は途中で挫折している可能性が高いと言えます。(あるいは、スクールに切換え)

 

ここで独学の弱点を整理していきます。

 

①効率的な勉強方法がわからない

独学の場合、どうしても自己流の勉強方法になります。効率的な勉強方法がわからずに、無駄なことをたくさんしてしまいます。

私の場合も、ずいぶん遠回りしています。

 

 解決策:これからこのブログで、効率的な勉強法を紹介します。

 

②インプットが視覚(文字や図)だけになる

基本知識がない分野の勉強をするとき、自力で参考書を読んで理解するという行為は非常に労力が伴います。ましてや興味のない分野は、苦痛です。

スクールの場合、視覚(文字や図)の他、言葉や手ぶりを用いて説明してくれるので、理解がしやすいですが、独学の場合、文字情報などだけから理解する必要があります。

 

 解決策:平日と休日の勉強内容を分ける(新規分野の勉強は休日にする)

 

③解らないところを聞けない

中小企業診断士の場合、勉強の範囲が広いため、どうしても、知らない専門用語や難解な事象が出てきます。

独学の場合、いちいちこれを、自分で調べて解決しなければいけないので、手間がかかります。

勉強のスムーズな進行と、モチベーションに大きな影響が出てしまいます。

 

 解決方法:用語辞典の購入、参考書をケチらない(相互参照により理解)

 

 

④モチベーションが保ちにくい

独学の場合、既定のカリキュラムがなく、勉強仲間も競争相手もいないので、勉強を実施するかどうかは、すべてセルフコントロールになる。

よっぽど意思の強い人でないと、継続できません。

 

 解決策:体調管理、図書館の活用など

 

⑤わかりやすいレジメがない

各社、参考書を出版している会社は、大抵スクールも行っています。

年間数十万の授業料を払った生徒と、市販の参考書が同じというわけにもいかないでしょう。よって、ビジネス上、スクールと市販書籍とは多少違います。

スクールの場合、優先度の高い知識をまとめたレジメや資料が入手しやすいのですが、独学の場合、市販の書籍での学習になりどうしても学習効率が落ちます。

 

 解決策:自分で作るしかありません。

 

⑥改善点が分からない、独りよがりになる(二次試験)

中小企業診断士の二次試験は、論文試験になります。

論文試験というのは絶対の正解というものがありません。独学の場合、どうしても自分の論文のレベルを自分で評価することになります。

そして、どうしても、変な癖や、改善すべき点に気づくことができません。

 

 

 解決策:模擬試験を受ける

 

⑦解法や細かい解答テクニックがわからない

 二次試験においては、解答テクニックや、解答手順など重要になってきます。

市販の診断士二次試験参考書においても解法テクニックは、書かれていますが、スクールだと短文の答練などがあるらしいのですが、独学で身につけるのは大変です。

また、模擬試験を受けると、みなさん、いろんな色のペンをもって、小技を駆使しています。

こういうノウハウは、参考書に載っていません。

 

解決策:手間がかかるが自分で合った解法を身につける。模擬試験で練習する

  次から、解決法を説明していきます。

 

音楽プレーヤー、スマートフォンで学べる!【中小企業診断士 通勤講座】

6.レジメの作り方(中小企業診断士勉強方法)

 市販の参考書は、一冊200ページ前後のものが多いと思います。

 スクールの場合、優先度の高い知識をまとめたレジメや資料が入手しやすいのですが、独学の場合、200ページもある市販の書籍での学習になりどうしても勉強の効率が落ちます。

 

 仮に何らかの方法でスクールのレジメを入手したとしても、「レジメ+講義」で効果があるものです。独学の人が手に入れてもあまり役に立たないと思います。

 

 よって、勉強の効率を上げるためには、レジメを自分で作る必要があります。

 また、自分の理解した内容を、レジメにまとめるという行為そのものが、知識の定着にとても効果があります。

個人でレジメを作る上で、注意点を説明します。

 

①1/10にまとめるイメージ

 レジメの目的は、要点をすばやく習得することです。レジメの量は、原書の1/10程度が目安だと思います。

 200ページの参考書をA4で20枚程度にまとめるイメージです。

 これを、1枚2ページでプリントすれば10枚になりますが、通勤電車の中、数十分あれば1回転することができるようになります。(200ページの参考書の要点を、数十分で総確認できる)

 

②完璧さを求めない

レジメは出版したり、他人に見せるものではありません。作成した本人だけが理解できればよいのです。

目的は、知識の習得であって、レジメの作成ではありません。よって、レジメの作成には、手間はなるべくかけないことです。

コツとして

  • 1参考書1レジメとする:同科目の他の参考書のレジメと合体させようとしない
  • 図、絵はなるべく使わない:図で理解すべきものは、手書きや、参考書コピーを別につくってレジメにはさみます。
  • 要点を羅列していく:報告書の頭から、順番に大、中、小項目位は意識しながら要点を羅列的に、箇条書きスタイルで書いていきます。(音声データにするときも箇条書きのほうがスムーズです)

 

③拡張性

 学習している内に、新たな気づきや、間違いを発見することがあります。

 レジメに手を加えるのは最小にしたほうがよいですが、それでも、勉強が進むにつれて追記や、修正、補足を入れたくなります。

 そのために、当初から、拡張性を考慮して、レジメは、なるべくワードやエクセルなど電子データにしましょう。

(また、音声データによる学習をしたい場合は、テキストデータが必要になります)

 

私の場合、図書館で手書きのレジメを作って、それを自宅で、ワードに打ち込みました。

ワードに打ち込む作業は手間ではありますが、作業そのものに、「写経」と同じような学習効果があります。

 

 

4.テクニックに走りすぎない(中小企業診断士合格戦略)

最短時間、最小の勉強で合格は誰でもしたいものです。

ただ、解法などのテクニックに傾倒し、必要なレベルに達していないにもかかわらず合格してしまうのは、意味がないです。

ともかく早く合格したい方は、やはりスクールに行かれた方が良いと思います。

 

中小企業診断士は、まれに1年目でストレート合格をされる方もおりますが、やはり知識面で希薄な感じを受けます。

この独学サイトは名実ともに中小企業診断士合格する地力をつけることを目指します。(もちろん効率は重視しますが)

成長を続けて、コップの水があふれるがごとく合格に至りましょう。

1.所要費用の比較

受験費用や交通費は除くと、総費用(超概算)は、独学18万円、スクール43万円程度であり差額は25万円~30万円程度と予想される。

 

①独学

参考書代40冊×2,000円=80,000

 模試:10回×10,000円=100,000

           独学:18万円

②スクール

 1次試験:10

 2次試験:20

 ゼミ、模試:15

 参考書:3万(市販の参考書も購入すると仮定)

      合計:43万円


中小企業診断士

2.独学、スクールどちらが得か

私の場合、2400時間も勉強時間に浪費しており、スクール生に比べて1000時間以上は勉強している計算になります。あなたはプライベート時間を1時間売るまたは買うとしたら、いくら支払いますか?

仮に時間1000円としても1,000時間で100万円です。

また、独立や転職希望の人は、1年でも早く合格できればそれだけ早く活動を開始できます。(1年の機会損失は大きいものです。)

 

このサイトは、スクールとそん色ない時間で合格を目指すものですが、スクールに行くのもリスク面を考えると、悪くない選択です。

スクール:合格までの平均期間23年 勉強時間:1200時間

独学(私の場合):合格までの期間:4年    勉強時間:2400時間

 

地方在住で通えない人や、お金をかけたくない人は、諦めずに、このサイトを参考にして頑張ってほしいものです。

 

中小企業診断士 通勤講座


中小企業診断士サイトはこちら

合格までの必要勉強時間

私は、アホなので中小企業診断士の総学習期間4年間で2400時間をかけていますが、協会のアンケート調査の結果では、学習期間2年間、勉強時間1000時間程度という回答が最も多かったようです。

ただし、ここで次の3点に注意してください

①合格者のほとんどがスクールに通っている 

②合格者が、元々経営や財務の基礎知識がある人が多い

③大抵の人は、少なめの時間を回答する

 

1000時間という値は、元々知識のバックボーンがある人が、さらにお金もかけて、効率的に勉強している場合という風に考えてください。

 私の場合の、独学で2400時間というのは、あまりにも非効率ですが、このサイトで紹介する方法を使えば、半分の1200時間程度で合格できると思っています。

2.中小企業診断士は本当に難しいのか

中小企業診断士の合格率は、1次、2次試験を通してみれば4%程度と確かに難関です。

 

ただし、1次試験を余裕で突破できるレベルになったと仮定して、毎年2次試験を受験するとすれば、2次試験の合格率が20%とすると中小企業診断士合格までにかかる期間は、1年目20%、2年目36%、3年目50%、4年目60%、5年目68%となり5年で約7割は合格できます。

もちろんその間にレベルアップを図ることができれば、もっと早く合格できるはずです。

 

 つまり、長期的に取り組む覚悟と根気があれば、取得はそれほど困難ではないと思います。

8.3度目の中小企業診断士2次試験(不合格 独学の限界を感じる)

中小企業診断士2次試験の2度目の不合格後しばらくは、地力をつけようとロジカルシンキングや経営本(ドラッカーなど)、財務は証券アナリストの1次試験問題集(証券分析)など、2次試験参考書以外のものを読み漁りました。

 春頃から2次試験勉強を再開しましたが、前回の参考書を読むだけの勉強を改め、実際の試験同様の80分で解答を作成する方式にしました。解法は、マンパ、LECなど各方式がありますが、同友会の参考書にあったフレームワーク方式が一番使いやすく採用しました。

 ただ、模試は受けませんでした。

 

さて、試験です。試験は前年までと違って、生産管理以外は自分ではかなり出来た感がありました。AABAで合格かなという感じです。

その後、ネットで出される再現答案をみると、自分が財務会計の計算問題で、ケアレスミスをしていることを発見しました。

軽めに見積もっても810点はロスしている可能性がありました。

そして結果は、AABBで不合格でした。(この年から成績が通知開始になりました)

 

 これには、がっくりきましたが、敗因は試験慣れしていないこと、自分の答案の採点を受けていないことにあることは明白です。ここに来て独学の限界を感じました。

 

3度目の2次試験の勉強時間 10か月×60h600h