模擬試験

8.模擬試験を受ける(中小企業診断士2次試験)

 独学の場合、自分の実力レベルや、問題点を知る機会が限られます。

 模擬試験を受けることで、他の一般受験生との相対的な実力の比較や、欠点を知ることができるので、多少お金がかかっても必ず受験すべきです。

 

 模擬試験の効果として、本番同様の試験を体験することによる試験慣れがあります。

 本番の試験での1日4科目×80分の試験と言うのは、肉体的にも精神的にもハードです。また、試験慣れしていないと、思わぬトラブルに見舞われたりします。

 せっかく実力をつけたのに試験慣れしていないせいで、失点してしまう事態は避けたいものです。

 私も、3回目の受験でケアレスミスで失点したことから、次の年は10回模擬試験を受験しました。(10万円ほどの出費です)

 最初の頃は、試験の終了時には、かなり疲労困憊していましたが、回数を重ねるうちに、試験に慣れて最後まで、それほど疲れず、集中できるようになりました。

 試験慣れして、事例の蓄積もできます。また、平均点も当初はD、C判定ばかりでしたが、後半では、A、B判定が取れるようになりました。

「実戦ほど効果のあることはない」というのは実感です。

平均点が上がった理由としては、「ミスが減る」、「慣れによる集中力持続」、「暗黙知によるもの」など考えられます。

 

 模擬試験を行っている会社は数社ありますが、独学の人は、その会社の解法に準じていないため、高得点は期待できないでしょう。

 得点上位の人は、大部分が、その会社のスクールに通っている人だと思います。

 そのため、模擬試験の結果判定には、一喜一憂しない方がよいでしょう。自己流解法でA、B判定が取れるようになってきたら、かなりの実力がついたと言えると思います。

 

 模擬試験が終わったら、模範解答や添削結果をよくみて、レジメにまとめて、事例の蓄積として加えましょう。

 年に5回受ければ、20事例を蓄積できることになります。

7.解答テクニックの習得方法(中小企業診断士勉強方法)

 中小企業診断士試験勉強を独学で行う欠点として、「解法や細かい解答テクニックがわからない」ということがあります。

 特に二次試験においては、解答テクニックや、解答手順など重要になってきますが、市販の診断士二次試験参考書においてもテクニックは、書かれていますが、実際に独学で身につけるのは大変です。

 

  スクールは当然、市販参考書と差別化する必要から、いろいろな裏テクのようなものも教えているし、短文の答練などが習得方法も工夫しています。(多分)

  確かに模擬試験に行くと、いろんな色のペンを使ったり、さまざまなテクが見られます。

 

  私は、独学で合格していますが、最後まで細かいテクニックの部分は稚拙さがあったと思います。(スクールを受けていないので対比できないですが)

  独学で合格を目指そうとするならば、細かいテクニックで劣る分、本質をおさえて地力をつけていくことが王道だと思います。

 

  地力をつける方法論ですが、各社の市販参考書の解法を見てみると、それぞれ異なりますが、根本部分は似ています。

  習得方法としては、各社の解法を見て、共通部分を認識し、強化することが一つの方法です。

  また、その中から自分で合った解法を身につけることです。

そして、模擬試験で練習することで習熟を図っていくしかありません。

 

 別のカテゴリで、私が編み出した解答テクニックについても述べていくつもりです。

 

8.3度目の中小企業診断士2次試験(不合格 独学の限界を感じる)

中小企業診断士2次試験の2度目の不合格後しばらくは、地力をつけようとロジカルシンキングや経営本(ドラッカーなど)、財務は証券アナリストの1次試験問題集(証券分析)など、2次試験参考書以外のものを読み漁りました。

 春頃から2次試験勉強を再開しましたが、前回の参考書を読むだけの勉強を改め、実際の試験同様の80分で解答を作成する方式にしました。解法は、マンパ、LECなど各方式がありますが、同友会の参考書にあったフレームワーク方式が一番使いやすく採用しました。

 ただ、模試は受けませんでした。

 

さて、試験です。試験は前年までと違って、生産管理以外は自分ではかなり出来た感がありました。AABAで合格かなという感じです。

その後、ネットで出される再現答案をみると、自分が財務会計の計算問題で、ケアレスミスをしていることを発見しました。

軽めに見積もっても810点はロスしている可能性がありました。

そして結果は、AABBで不合格でした。(この年から成績が通知開始になりました)

 

 これには、がっくりきましたが、敗因は試験慣れしていないこと、自分の答案の採点を受けていないことにあることは明白です。ここに来て独学の限界を感じました。

 

3度目の2次試験の勉強時間 10か月×60h600h

10.4年目の対処:その1(模試を受けまくる)

マンパ、TAC、mmc、大原、LEC 、クレアールなど全部で10回受けました。

 

 模試受験回数が増えるたびに、場馴れして、最後まで疲れずに試験を楽しめるようになります。

 余裕ができると今まで見えなかった答えや設問者の意図も見えます。それに、周りの受験生が行う受験テク、マークのしかたなども参考になります。

経営改善においても暗黙知の形式知化などありますが、模擬試験においても2次試験参考書に書かれていない暗黙知のようなものが蓄積されていくことが実感できました。

場数の効果はすごいです。

評価は、各社の解法に準じていないので、最初はあまり良い成績はとれませんでした。

 ただ、後半になるにつれて良い評価もとれるようになってきました。

採点については、結構いい加減なものです。てにをはだけを赤書きしてあるものとかあまり参考になりません。

ひとつお勧めはmmcで、採点結果を30分程度の面談付きで解説してくれます。

私は、面談日の空いている週末の夕方などにして、1時間近くも指導してもらいましたが、これは参考になりました。

模擬試験10回も受けると、10万円くらいはかかります。


中小企業診断士サイトはこちら