診断士試験のために、簿記の勉強は必ずしも必要ないと思います。
会計が苦手な人でも、診断士用の基本参考書を問題集により合格ラインに到達することは可能です。
私の場合は、理系出身で会計の基礎知識がなかったので簿記の勉強から始めました。
簿記の勉強の利点は、いくつかあります。
・受験者が多いので良い参考書がたくさんある。
・問題集で訓練することで、会社の会計の流れや、仕訳が頭でイメージしやすくなる
・独立したときに、会計で困らない
また、財務会計は2次試験で、高得点を狙える科目ですので、より強化する意味で、時間に余裕があるなら簿記の勉強をやっておいて損はないです。
ちなみに、簿記の勉強は2級(商業、工業)までにしておいた方がよいです。1次試験はそれで合格ラインに十分です。
2次試験には簿記1級相当の問題もでますが、1級すべてを勉強するのはとても大変です。
簿記2級以上の勉強は、2次試験用の参考書で勉強した方がよいでしょう。