診断士1次試験に合格するには、択一問題が解けることが必要です。
よって、実戦に一番近い問題集の勉強が一番効果的です。
実際の問題は、基本参考書より内容は詳細です。
基本参考書を勉強して、はじめて問題集をやると、さっぱりわからないこともあります。
ここで、難しいと思ってはいけません。合格には、完全に理解する必要はなく、正しい1問を選べればよいのです。
合格力をつけるためには、より多くの問題をこなすことが一番です。
なぜなら、基本参考書を勉強した段階では、知識が個々に浮遊しているような状態です。
ここで、内容がより詳細な多くの問題をこなすことで、個々の知識の厚みと有機的な結びつきができてきて、知識体系そのものの全体像が理解できるようになります。
そうすると、不思議に択一の答えがわかるようになります。
また、わからなくても、ありえない解答を排除し、2択程度まで絞ることが可能になります。
そのためには、過去問、予想問題集含めて1500問程度はこなす必要があります。
勉強の方針としては、問題を「①解る問題」、「②解説を読めば理解できる問題」、「③解説を読んでも理解できない問題」、に区分して考えます。
そして、「③解説を読んでも理解できない問題」を「②解説を読めば理解できる問題に」、「②解説を読めば理解できる問題に」を「①解る問題」にする作業を行えば、無駄なく合格の能力を身につけることができます。