診断士2次試験は、論文試験ですが、いわゆる絶対的な正解というのはありません。採点評価も、採点官の主観による影響も受けます。よって、設問から、出題者の意図を読み取って解答する能力が重要になってきます。
このような能力は、参考書を読むだけでは養えません。また、体系的にまとまったものはありません。
多くの事例をこなすことで、暗黙知のように蓄積されてくるものです。
2次試験においては、勉強の過程で得られる気づきを暗黙知として体感したものを文章に形式化して蓄積し、それを用いて習熟することで地力を向上させることができます。
よって、診断士2次試験の勉強には、レジメ作りがとても有効です。
解法や、事例の構造化内容など様々な気づきを、レジメにまとめていくことを勧めます。
これは、自分にとって結構な財産になります。当時まとめたレジメは、独立後の今でも役に立っています。