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中小企業診断士の勉強の良い点

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経営管理能力、マネジメントという概念は、非常に曖昧です。

管理職を経験し、経営本や経済紙を読んだだけで自分がマネジメントの専門家だと考えている人も多いでしょう。

また、実際にマネジメントの勉強をしようと書店にいっても、経営分野だけでも膨大な書籍があり、専門も多岐に渡るため、何を勉強したらよいのかわかりません。
さらに、経営本の中には、かなりの数の、自己啓発や詐欺ビジネスの怪しい本が混ざっています。
過去に、自己啓発系のビジネス書にはまって、何十万円するセミナー受け、経営コンサルタントになりきっている人と関わり、苦労したことがあります。

よって、実際にバランス良く、経営の知識を習得していくのは難しいものだと思います。
その点、中小企業診断士は、変な思想や自己啓発などとは無縁である点は、勉強内容としてはとても良いと思います。

一次試験では、基礎を幅広く勉強し、二次試験ではマーケティング、組織、オペレーション、財務の4分野について中小企業白書などからの事例を課題としたロジック力を磨くアウトプット中心の学習となっており、学習が基礎と応用といった手順のため、効果も高いと思います。

また、勉強自体が暗記系の資格と比べて、断然面白く、特に二次試験はロジックのゲーム的に楽しめます。