中小企業診断士が年収3000万のカリスマ経営コンサルタントになる方法

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理論は分かるが、いやいくらなんでも、そこまでは利益増大しないでしょう。その半分もないよ、としても3億です。
 ひょっとしたら、20億になるかもしれません。
  
 コンサルタントに二年で1000万(年500万)の報酬を支払ったとします。
10億の利益増になれば、コンサルを使う費用対効果は100倍!になります。
 実現できるかどうかは、社長が本気で取り組むかどうか、その覚悟が重要です。
                         ―以上―

という感じで、経営コンサルタントを使うことの費用対効果を地方ゼネコンの典型例で書いてみましたが、どのように感じたでしょうか?
これが「絵にかいた餅」としか感じる人しかいなければ顧客獲得はゼロでしょう。
もし、上記のような形で経営者に訴求して、「なるほど、実現性あるかも」と感じていただけて、私に怪しさがなければ、経営者100人に一人くらいは、依頼してくれるかもしれません。
そして、6社顧問を確保できれば500万×6社で3000万の年間報酬になります。
周辺領域での稼ぎも入れれば、もっと行きます。
また、顧客の目標を達成できれば、その会社は、その後もコンサルタントを放しません。
たぶん、年200万位で、何か月に一回訪問するだけでも顧問契約をしてくれます。

「顧客に価値を提供して報酬をいただく」原則から絶対に外れてはだめです。それはただのインチキです。
また、コンサルティングが成功するためには、経営者とコンサルの協同作業が必要で、経営者の本気で取り組む覚悟が絶対に必須です。この条件が揃わないと成功しません。
ちゃんと価値が提供できればそれに応じた報酬を払って、本気で実行する覚悟のある経営者は見つかると思います。

 この記事を読んでいて「じゃあお前はどうなんだ?」と突っ込みを入れている人も多いと思います。

え~私の場合は、いろいろありまして。(以下言い訳です)
 
 独立3年目くらいから、覚悟を決めて 上記のように経営者に訴求するプル戦略で、やる気のある顧客を獲得し、顧客に大きな価値を与えて、私も報酬をがっつり頂く、そんなコンサルタントになるべく活動を開始しました。
 活動を始めたら、経営コンサルタントではない、想定外の引き合いというか、ニーズが集まってくるようになりました。
もうそこに顧客があるのですから、期待に応えてビジネスにすることにしました。
自分でビジネスをやってみたら、情報がさらに集まるようになり、そちらが面白くなってしまいました。そこで発想の転換というか開眼したこともあり、その他いろいろありまして、本格的な経営コンサルタントには、踏み込んでいません。
 以上、やらない言い訳でした。
 「自分が実現してないのにいうな!」と叱られそうですが、この記事を書いた理由は、私が中断してしまったビジネスモデルを公開して、他の診断士の参考にしていただこうと思ったからです。

現在の現役世代は、将来70代まで働かなければならないと思います。
40代だとしてもあと30年もあります。
 独立を考えているなら、こうした大きな目標を視野にいれてもよいかと思います。
 長期的視点で大きな目標に取り組めるなら、実現まで10年かかっても、すぐに元が取れると思いますよ。
 まあ、老後に「あの時独立してればな~」なんて後悔はしたくないものです。

中小企業診断士合格者は、それぞれの業種で実務経験や実績を積んでいるスペシャリストも多く、中小企業診断士という国家資格もあるのですから信用面で有利です。あとは、それぞれの専門分野や業種でコンサルタント使うことの費用対効果を明確に経営者に認識してもらえれば可能性があると思います。

能力的にはできる人が結構いると思っていて、もったいない気がしています。
私の仮説を誰か実証してくれませんか?

 ここまで、「経営コンサルタントを使うことの費用対効果はすごい」というような話に妥当性があると感じた人の中で、二種類の反応があると思います。
 
 一つは、「経営コンサルタントを目指そう」という人、もう一つは、「費用対効果が100倍?が可能なら、経営者はコンサルタントの100倍利益を得ていることになる」、「経営コンサルタントは割に合わないな」、と感じる人です。
 
 私も下積み時代に、こうした年間500万以上の報酬を取る経営コンサル業務の端くれに加えていただき、経験を積ませていただきましたが、経営コンサルタントのトップの人は、「自分が今、30代くらいだったら自分で創業するな」、「一代で上場企業にできる自信がある」とおっしゃっておりました。

 「マネジメントの知識をどう生かすか」ですが、そこで、最初から起業、実業者を目指すというのも手かと思います。
 また、本質的な経営コンサルタントは社長の右腕として、いろんな会社の経営に立ち会うことができるのですから、経営コンサルタント自身が一番成長できるはずです。また、さまざまなニーズも自然に集まってきます。
 
 まだ、40代くらいで診断士としては若手であれば、まず経営コンサルタントに全力投入してパワーアップしてしまえば、そこから自然に、次の展開、さらにその次といくらでも広がっていく可能性もあります。
 
 楽な道ではないですが、面白いと思いますよ。
 独立に迷う中小企業診断士の参考になれば幸いです。