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8.勉強方法独自の工夫のヒント(脳構造の理解)

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私の場合、独学最初の2年は、ひたすら参考書を読み込む勉強をしてしまい、かなりの時間を無駄にしてしまいました。

特に診断士二次試験では参考書を繰り返し読んでも、論文は書けるようにはなりませんので、読むだけの学習は効果、効率両面であまり良くないと言えます。

 

 身にしみてわかりましたが、読むという行為は、脳の一部しか使わないので、そこに繰り返しインプットしても、アウトプットの質はあまり上がりません。

 理解を高めるには、脳のいろんな部分にインプット・アウトプットを繰り返すことが必要です。

 

方法論を列挙すると

 

  • 読む:熟読、速読
  • しゃべる:読み上げ、討論、教える
  • 書く:レジメ作り、書き取り(写経)、テーマ解答(~とは)
  • 聞く:レジメや模範論文の音声化
  • 見る:構造化、イメージ図の作成
  •  実践:模擬試験形式の勉強

これらを複合的に組み込んだ勉強方法が効果的です。

 

 もう一つの視点として、成果=勉強の質×勉強時間 という式が成り立つと思います。

 成果を出すには、質を上げるか、時間を増やすかです。両方できれば理想ですが、片方でも成果は上がります。

 

 働きながら独学で合格しようとしたら、体調やモチベーション、勉強場所や時間帯などの制約条件を考慮して、いろんな勉強方法を独自に開発して、生活の中に上手く組み込んで下さい。

 

 そして、良い方法が見つかったら、私に教えてください(笑)

 検討を祈ります。