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1.中小企業診断士1次試験は、余裕で合格できるレベルが必要

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「中小企業診断士合格戦略」でも述べましたが、中小企業診断士試験は、一発合格は難しく、大抵複数年になることから、合格のためには二次試験を毎年受け続ける必要があります。

 そのためには、一次試験は、余裕で合格するレベル、具体的には合格ライン60点に対して平均70点以上の能力を付けることが第一です。

 

 なぜなら、1次試験合格すると2次試験は、合格年の翌年まで1次試験免除です。2年目2次試験不合格となると3年目は1次試験から再受験する必要があります。

 このとき、1次試験がギリギリレベルの実力だと3年目の再受験の時には、1次試験の知識をだいぶ忘れています。

 これでは、3年目の再受験の時に、1次試験の勉強に多くの時間を割かなければならなくなってしまいます。

 また、もし1次試験が不合格なってしまうとその年は、2次試験も受けられないのでやる気は、大きく落ちてしまうでしょう。

 

 例えば1次試験に合格しても、試験免除である翌年も1次試験を受けるというのも、リスク面を考えると悪くないでしょう。

 個人的には、1次試験を余裕で合格できる実力があれば、1次試験を毎年受験するよりその分の時間を2次試験の勉強に回した方が良いと思います。